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年間行事

建国記念祭の御案内

 

 当神社では、来る建国記念の日に、建国のお祝いと皇室の隆昌と国家の安泰をお祈りする「建国記念祭」を斎行します。

 今年、令和五年は、初代神武天皇が日本の国を建国し、御即位された日より二六八三年目となります。

 我が国は古来「瑞穂の国」と呼ばれてきました。日本人には、田畑をともに耕し、水を分かち合い、乏しきは補い合って、五穀豊穣を祈り、美しい田園と麗しい社会を築いてきた豊かな伝統があります。

 また、我が国は四季のある美しい自然に恵まれ、それらを生かした諸外国に誇れる素晴らしい文化を育ててきました。

 この祝日は、国民一人一人が我が国の今日の繁栄の礎を築き上げた古からの先人の努力の思いをはせ、さらなる国の発展を祈る意義深い日です。

 多くの皆様が参列されることをお待ちしています。

 

  二月十一日(土)午前十時より 本社前にて

 

 

年頭にあたり

 

 新年明けましておめでとうございます。

 先ず以て皇室の弥栄を、国家の隆昌を寿ぎ、氏子崇敬者の御多幸、御健勝をお祈り申し上げます。

 昨年は十一年に一度廻り来る国恩祭も恙なく齋行させていただきましたこと、慶賀に存じます。

 また、当神社始まって以来の、夏越しの祭り、茅の輪くぐりができましたこと、夏越祭の伝統の始まりでもあります。

 大祓の際に奏上する九百文字ほどの大祓詞には、我々一人ひとりが知らぬ間に身につけてしまった罪、穢れは固より、社会全体の罪、穢れをも祓う意が含まれています。神社が地域共同体とそこに住む人々の安寧・発展を祈る存在であることを思うとき、こうした祭りはどのような状況にあっても欠かしてはならないものといえます。

 コロナ禍に見舞われた約二年間、当社においても、祭りの齋行には特に心を砕いてまいりました。神職の祈りが神様にお聞き届けいただき、感染症が真の意味で終息に向かうことを願うばかりです。(毎夕祈りを続けております)

 未だ困難な状況が続く昨今ですが、生石神社の大神の御神徳により、諸々の禍事を祓い給えと乞い祈み奉り、令和五年・皇紀二千六百八十三年の年が、氏子崇敬者にとって幸多き年になりますよう御祈念申し上げます。

 

令和五年元旦

 生石神社 宮司